洗顔の基礎知識|回数・温度・すすぎの考え方
洗顔は毎日行う工程だからこそ、小さな習慣の差が積み重なります。回数・温度・すすぎという3つの基本を確認しておきましょう。
この記事の比較基準
- 回数
- 朝晩を基本に、増やしすぎない
- 温度
- 熱すぎないぬるま湯を使う
- 摩擦
- 泡でなじませ、指で直接こすらない
- すすぎ残し
- 生え際・小鼻・フェイスラインを確認する
回数について
洗顔料を使う洗顔は、朝と夜の1日2回が基本とされています。皮脂が気になるからと回数を増やすと、必要なうるおいまで落としてしまい、かえって不安定になることがあります。日中に汗をかいた場合は、水やぬるま湯で流す、あるいは押さえて拭き取るといった対応で足ります。
朝は洗顔料を使わずぬるま湯だけにする方法もあります。どちらが合うかは肌の状態によるため、数週間試して比べるとよいでしょう。
温度について
熱いお湯は、必要な皮脂まで落としやすくなります。ぬるいと感じる程度の温度を目安にしてください。冷水で引き締めるという考え方もありますが、汚れを落とす目的では常温からぬるま湯が扱いやすい範囲です。
泡の役割
泡は、指と肌の間に入って摩擦を減らす役割を持ちます。泡立てが不十分なまま洗うと、指が直接肌に触れる時間が長くなります。泡立てネットやポンプ式の泡タイプを使うと、この工程を安定させやすくなります。
すすぎ
- ぬるま湯を手にすくい、顔に当てるようにして流す。
- 生え際、小鼻の脇、あご下、フェイスラインを意識して確認する。
- 回数の目安を決めておくと、日によるばらつきが減る。
- タオルは押し当てて水分を取る。こすらない。
洗顔後の時間
洗顔後は水分が蒸発しやすい状態です。すぐに化粧水へ進めるよう、あらかじめ手の届く場所に用意しておくと、時間が空きにくくなります。
向いている考え方・慎重に考えたいケース
- 向いている:つっぱりが気になっていて、原因を工程から見直したい人。
- 向いている:泡立てを省略しがちな人。
- 慎重に:皮脂を落としたい一心で回数を増やすこと。
よくある質問
- Q. 朝は水だけでもよいですか。
- A. 肌の状態によります。夜のケアの油分が気になる場合は洗顔料を使い、つっぱりが気になる場合はぬるま湯のみを試して比べてみてください。
- Q. 洗顔ブラシは使ったほうがよいですか。
- A. 必須ではありません。使用する場合は製品が示す頻度を守り、肌に押し付けないようにしてください。
- Q. 洗顔後につっぱるのは洗えている証拠ですか。
- A. そうとは限りません。うるおいが不足しているサインの場合もあるため、洗浄力や温度を見直す材料と考えてください。
- Q. すすぎは何回くらいが目安ですか。
- A. 回数の決まりはありませんが、残りやすい部位を意識して確認することのほうが重要です。
参考にした情報源
- 日本皮膚科学会— 皮膚の洗浄に関する一般的な考え方を確認する際の情報源です。
- 厚生労働省(化粧品の効能効果の範囲)— 洗顔料に関して表示できる範囲を確認するための一次情報です。


